おいしいお茶の淹れ方

深蒸し専用の急須を用意していただき、
下記の三点を守っていただければおいしいお茶が淹れられます。

  • 一,湯温は80℃
  • 二,茶葉の量は5g〜6g
  • 三,最後の一滴まで注ぎきる
  • 1

    沸騰させた湯を人数分の湯呑みに注ぎ、1~2分程度湯を冷ましてください。このとき湯温は70~80℃くらいになります。 湯を冷ますのと同時に湯呑みを温めることができるので、お茶がおいしく召し上がれます。

    湯冷ましをご使用されると便利です。
  • 2

    大さじ山盛り一杯(5~6g)の茶葉を急須に入れます。
    茶葉の量は少し多めの方がおいしく召し上がれます。
    "大さじ"はカレースプーンで結構です。
    茶葉はなるべく温度の変化が少なく、空気に触れないように保存してください。

  • 2

    湯呑みで冷ましたお湯を急須に入れてフタをし、茶葉がひらくまで約30秒ほど待ちます。
    二煎目は茶葉がすでにひらいている状態なので、10秒ほど待てば大丈夫です。

  • 2

    一杯の量を確かめながら、分量・濃さが均一になるよう交互に注ぎ分けてください。
    二煎目・三煎目もおいしくいただけるよう、最後の一滴まで注ぎきる(=残し湯をしない)ことがポイントです。
    一煎目を入れ終わったら急須のフタを外しておくと、茶葉の蒸れすぎを防ぐことができます。

お茶の質問と回答

お茶の値段の違いって何ですか?
お茶の値段は、摘み取りの時期によって決まります。日本の緑茶は「アミノ酸のうま味を楽しむお茶」でありアミノ酸が多く含まれるお茶が、上級茶となります。茶葉に含まれるアミノ酸含有量は葉の一によって大きく違います。
若い芽を摘んだ方が、アミノ酸(うま味・甘味)が多く、上級茶となります。
「同一荒茶 仕上げ技術競技会 第一位」って何がすごいの?
毎年行われる、全国一のお茶の生産地 静岡県で行われる お茶の仕上げ技術を競う大会です。
荒茶(あらちゃ)とは、摘み取ったお茶の生葉を蒸して、乾燥しただけの原茶(棒や粉を含む)で、普段私達が飲むお茶の元となるお茶の事です。

この荒茶は、形を整えたり、棒や粉を取り除いたり、お茶の特徴(香り、コク、渋み等)を活かし、独自のブレンド、素材の味を生かした火入れをして、お客様の元に流通されます。 同じ荒茶(原茶)でも、茶師の仕上げ技術により、お茶の味が決まりますので、この大会は、まさに、茶師達の技量を競う大会です。

県下の腕自慢の茶師達 約100名のトップ、栄えある二年連続 最高金賞「静岡県知事賞」受賞したのが、当社の内田 均工場長です。

内田工場長に普段心がけていることを聞いてみました。
「昔、タバコを吸っていた頃は、どんな料理にも 七味や一味唐辛子、タバスコ大好きの激辛党でしたが、今では、刺激物は一切口にしません。食生活は、特に気を遣っています。」と話していました。

毎日 お茶の拝見場では、社長をはじめ内田工場長、若いスタッフ達が自分の舌の感覚を鍛え、切磋琢磨しております。
これからも皆様に美味しいと言っていただけるお茶をお届けできるよう精進してまいります。
お茶を淹れる時の温度が難しいのですが、お湯の温度はどれくらいが良いですか?
お茶の味に関わる主な成分は、アミノ酸(うま味・甘味)カテキン(渋み・苦み)カフェイン(軽い苦み)です。上級茶ほどアミノ酸やカフェインが多く含まれています。湯温が60度以上でアミノ酸が溶け出し80度以上でカフェインが多量に溶け出すため、70度位で淹れるのが味のバランスのとれたお茶になります。
  • 70度位のお茶でいれる

    アミノ酸、カテキン、カフェインがほどよく溶け出し、うま味、甘味、苦味、渋味のバランスのとれたお茶になる。

  • 熱湯でいれる

    3つの成分がしっかり溶け出して、苦み、渋みを感じる強い味のお茶になる。

湯冷ましはどうやってしますか?
季節や器によって多少差はありますが、一度器にお湯を移すことで5〜10度温度が下がります。お茶の種類にもよりますが、新茶は特に70度〜80度位のお湯で淹れると味、香りとも美味しくいただけます。
おいしいお茶の淹れ方のポイントは?
深蒸し茶専用の急須を用意いただき、以下3点が淹れ方のコツです。
  • 1)湯温は、70〜80度
  • 2)茶葉の量は5〜6g
  • 3)最後の一滴まで注ぐ
急須から出る最後の一滴は「ゴールデンドロップ」とも呼ばれ、お茶のうま味成分が沢山つまっていますので、しっかり注ぎ切ってください。
お茶の保存方法を教えてください。
お茶は酸化したり湿気を吸ったり臭いを吸着しやすい食品です。これらを防ぐには、密閉して涼しく暗い場所に保管することが大切です。当社のお茶は、真空窒素充填してありますが、未開封の時は冷凍庫へ、開封後は茶缶などに移して1ヶ月以内に使い切りましょう。
0120-40-8088
FAX:0120-22-8088
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