四季の色合い豊かな粟ヶ岳山麓の大塚製茶契約茶園は、日本有数の生産量を誇る掛川市東部に位置してます。養分を豊富に含んだ肥沃な土壌、昼夜の寒暖差が大きい気候、収穫期には霧が発生しやすい地形など茶の木の栽培に適した条件が揃っています。
江戸時代末期掛川藩より領地を賜り、開拓した耕作地は有機肥料などを主体とした茶園管理のもと代々受け継がれてきました。
150年以上の年月をかけて茶づくりのためだけに作り上げられたこの土こそが、おいしいお茶づくりに最も重要だと考えています。
このような最高の茶園で丹精込めて育てられた希少な茶葉は、荒茶にされ、新鮮さが保たれるマイナス5度前後の低温貯蔵庫に保管されます。
大塚製茶は2020年、国際安全認証ISO22000を取得しました。
衛生管理の徹底された本社工場で、焙煎などの煎茶づくりの最終工程を行ないます。
私達は「日々是丹精」を合言葉に、皆様にご満足いただける、おいしいお茶づくりに励んでいく所存です。
摘み採り・製茶・仕込みまで効率化された作業工程。特に煎茶の原料となる「荒茶」のパッケージングは鮮度を保つため30kgごとに分け、 真空パックし、段ボール箱に詰めてマイナス10℃で低温保存しています。
▲ 人の手を介さないようレイアウトされた清潔で衛生的な仕上げ工場内。
▲ お茶に混入している不純物を取り除くための異物除去機。
こだわりをもった「味づくり」は、昭和30年から皆様にお届けしている「深蒸し茶」の製法に切り替え、数々の品評会で最高の栄誉に輝き、平成5年には、当生産地が献上茶園として選ばれ、そのこだわりの心が実証されています。 また、当社会長の大塚弘明は「茶審査技術認定師」として、また社長・大塚裕彦は第50回全国茶審査技術競技会において、個人戦上位に入賞するなど、「味づくり」向上のために、日々研鑽しています。
創業以来受け継がれてきた「自然の味を大切に」の心がしっかり実を結び、優良茶品評会ではこれまで5度の農林水産大臣賞を受賞。
また掛川茶の優良茶品評会では平成27年から令和3年まで7年連続で最高賞である優等を獲得、静岡県知事賞を受賞しました。